新板橋クリニック|糖尿病センター
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糖尿病センター要予約

ご挨拶

新板橋クリニック 院長清水公一 近年、糖尿病と診断され治療を受ける方が激増しています。その数は300万人を越えると推定されます。
また、境界型(予備軍)の方も含めると1000万人近い方が、耐糖能異常があるのが実情です。
糖尿病は、なかなか良くならない病気、一生つき合う病気、一生薬を飲み続ける病気、進行すると、さまざまな合併症が出現してくる怖い病気など、いろいろなことが言われています。

糖尿病センターでは、最新の知見を踏まえながら、個々の方に最適な治療を行います。
また、近年大きく変化してきた糖尿病に対する考え方・捉え方をもとに、最新の食事療法の紹介・指導、行動変容プログラム、減量プログラム、運動プログラムなどを行っています。
患者様に真摯に向き合いながら、対応して、問題を解決していくことができる専門センターです。
最新の食事療法・炭水化物制限療法、行動変容プログラム、減量プログラムなどについては、専門外来で行っていますので、糖尿病をよくしたい・治したい方は、是非、いちど受診されてください。

「安心してください」「必ずよくなります」

患者様やご家族の方が笑顔で過ごせるように、常に向き合い、信頼をもって、話しあいながら、そして、前に進んでいけるよう診療をおこなっています。 安心して、受診されてください。

2016年4月

センター長 清水 公一

糖尿病センター

担当医師:院長 清水公一
糖尿病を治療あるいは治癒・完治を目指した外来です。院長 清水公一 が担当します。

概略

「大丈夫ですよ。よくなりますよ。あなたの糖尿病はよくなりますよ。」

その言葉から始まる専門外来を目指しています。
最新の食事療法の紹介・指導、運動療法の指導、行動変容プログラム、減量プログラム、糖尿病薬物療法、インスリン療法の導入・維持などの専門診療を行っています。
また、糖尿病性腎症、糖尿病性神経障害、糖尿病性足潰瘍の診断・治療を、提携医療機関と連携して行っています。
糖尿病はタイプ診断が重要です。インスリン分泌低下型か?インスリン抵抗性型であるか?混合型であるか?などを診断し、インスリン分泌促進薬(SU剤やDPP4阻害薬など)、血糖吸収遅延薬(アルファGI)、インスリン抵抗性改善薬(メトホルミン)などを組み合わせています。また、糖解毒薬(尿中に過剰な糖分を排出する薬:SGLT2阻害薬)を積極的に使用しています。
インスリン分泌が非常に低下し、糖毒状態(高血糖)の場合は、インスリン療法の導入・維持療法も行っています。

また、関連クリニックである、「新板橋沖永眼科」「沖永眼科クリニック」と糖尿病性網膜症などの合併症の予防・治療を連携してをおこなっています。

糖尿病とはどんな病気なのでしょう?

1. 糖尿病とは、尿が甘くなる病気です。

尿が甘くなることに気づいた方がいたのですね。からだがだるく、食事をしているのにやせてきて、体重がどんどん減少し、尿ににおいがする。なめてみると尿が甘くて、なんともない人の尿は甘くない。こうして、尿が甘くなる病気があることがわかりました。

2. 糖尿病は血液中に溶けている糖分(ブドウ糖:グルコース)が高くなる病気です。

時代が進み、尿が甘くなる病気の解析が進みました。そして、液体中のグルコースの濃度(数値)が測定できるようになりました。 すると、尿中に溶けているグルコースの濃度が高いことがわかりました。
尿が甘いのは、尿中に糖分がとけだしているからだったのです。そして、普通の方(糖尿病でない方)は、尿中にグルコースがとけだしていないことがわかりました。
そして、血液中の糖分を測定してみると、普通の方と尿が甘い方では、血液中のグルコースの濃度が随分違うことがわかりました。尿の甘い方は、グルコースの濃度が高い(200以上)ことがわかりました。
こうして、糖尿病は、血液中に溶けているグルコース濃度が高い(血糖値が高い)病気であることがわかりました。

3. 糖尿病は、「インスリン」が分泌されなくなる病気です

さらに時代が進み、なぜ、血糖値が高くなるのか?の原因が調べられました。こうして見つかった物質が「インスリン」です。
インスリンという物質が、膵臓でつくられていること、食事を取ると血糖値が空腹時と比べて上昇してくること、膵臓から血液中にインスリンが分泌されること、インスリンの作用で血糖値がだんだん低下していくこと、空腹時の血糖値にもどると、インスリンの分泌が低下することがわかりました。糖尿病はインスリンが分泌されなくなる病気だったのです。

糖尿病の方は、血糖値が空腹時より上昇しても、充分な量のインスリンが分泌されないため、血糖値がさがっていかないのです。そして、充分に血糖値が低下しない(できない)状態で、次ぎの食事をするので、更に血糖値が上昇するという悪循環を繰り返しているのです。

4. 糖尿病はインスリンの効果が悪くなる病気です

よく調べてみると、インスリンは分泌されているのに血糖値が低下しない方がいることがわかってきました。特に、肥満の強い方によくみられました。
そこで、インスリンが分泌されているのに、なぜ血糖値が低下しないのかが調べられました。そして、インスリンの効果が悪くなっていることがわかりました。インスリンが分泌されていても、思うように血糖値がさがらないのです。これを「インスリン抵抗性」と呼びます。
さらによく調べてみると、インスリンの働きを阻害するホルモンが、身体に過剰に蓄積した脂肪組織からでていることがわかりました。

例えば、普通の方では、インスリンが「100分泌」されると、血糖値が40低下するのに、糖尿病の方では、インスリンが「100分泌」されても、血糖値が10しか低下しない、つまり、インスリンの効果が4分の1程度に低下しているのです。

5. 糖尿病は、「インスリンの分泌低下」と「インスリン抵抗性」が混じった病気です

こうして、糖尿病とインスリンが関係していることがわかりました。そして、日本人は、元来インスリンの分泌力が西洋人と比較して少ない(弱いこと)がわかってきました。インスリン分泌が少ない(弱い)ことがベースにあり、食事の西洋化(白砂糖の過剰摂取)で、肥満がふえたこと、西洋化した食事のため、インスリンの分泌が今まで以上に必要になったこと、肥満のため、インスリンの効果が悪くなること、都市化にともない運動量が極端に減少していることが重なり、日本人では糖尿病の方が急増しています。そして、ほとんどの糖尿病の方では、「インスリン抵抗性」と「インスリン分泌低下」が混在しています。糖尿病の治療においては、炭水化物(糖質・白砂糖)の摂取量を減らして、インスリン分泌の負担を減らしてあげることが必要(重要)となってくることがわかりました。

6. 糖尿病は後天的な遺伝子の病気

遺伝子のことがいろいろ調べられるようになってきました。そして、遺伝子の情報が読み取られることで、全身の機能が維持されていることがわかってきました。
インスリンについては、膵臓の中にインスリンを作る細胞があります。その遺伝子に傷がついて(変異)して、インスリンを作る細胞が死んでしまうことがあります。すると、インスリンを作る細胞がどんどん減っていってしまいます。すると、身体はインスリンを作れなくなってしまいます。
もうひとつは、インスリンを作る細胞の中で、遺伝子のスイッチが切り替わる現象です。スイッチが切り替わるとインスリンを作る細胞からインスリンが分泌されなくなってきます。
遺伝子を解析するようになって、インスリンの分泌が低下している状態にも2種類あることがわかりました。遺伝子の変異がおこってしまい、インスリンを分泌する細胞が死んでしまう状態、インスリンを分泌する細胞の遺伝子のスイッチが切り替わってしまい、インスリンが分泌されなくなる状態です。
前者は、不可逆的な状態(もとの状態にもどれない状態)、後者は可逆的な状態(もとにもどれる状態)です。
また、インスリン抵抗性も、遺伝子のスイッチがきりかわっておこる状態であることがわかってきました。たとえば、脂肪組織の遺伝子のスイッチが切り替わってしまうと、インスリンの効果を悪くするホルモンを産生するようになってしまうのです。
こうしてみてみると、糖尿病は、後天的な遺伝子の病気であることがわかってきました。

7. 糖尿病は炭水化物の過剰摂取によって引き起こされる「汚染された体内環境の状態」です

糖尿病とはどんな病気なのか?を1から6まで時代の流れに沿って、観てきました。そして、結局糖尿病と呼ばれている病気が、どのようにして引き起こされるのかを、栄養の観点で観てみると、炭水化物の過剰摂取によって、引き起こされていることがわかってきました。
現在、成人の日本人の栄養摂取カロリーは、熱量で換算すると、1日2000キロカロリーから2600キロカロリー程度です。そのうち、60%以上を炭水化物、残りを、蛋白質で20%、脂質で20%程度摂取しています(日本人の食事摂取基準から抜粋・改変)。
炭水化物とは、摂取すると、体内でブドウ糖(グルコース)に変化して、血糖値を上昇させる栄養です。エネルギー源として使用されないブドウ糖は、脂肪として脂肪組織に蓄積され、体重増加・肥満の原因となります。
過剰な炭水化物を摂取することで、エネルギー源として消費しきれないブドウ糖が血液中にあふれてしまい、血糖値が急激に上昇します。急激に上昇した血糖値を下げるために、膵臓のインスリンをだす細胞が、よりたくさんのインスリンをだす必要にせまられます。炭水化物の過剰摂取が、毎日くりかえされることで、インスリンの分泌低下、肥満にともなってインスリンの効果が悪くなり、1から6の糖尿病とよばれる病気が顕現化してきます。

8. 糖尿病は「行動の制御ができない病気」です

炭水化物を制限する食事を実践して、継続出来る方は、糖尿病は改善・治癒します。食事療法を実践・継続できる(行動を制御できる)方は、糖尿病患者さん全体の10%程度です。残りの90%の方たちは、食事療法を実践・継続しようとしてもうまくいきません。「思うようにうまくいかない」「よくないとわかっていても、ついつい食べてしまう」「ときどき発作的に食べたくなってしまう」「仕事のつきあいで、夜ついつい暴飲・暴食してしまう」「甘いものが食べたくなって、やめられない」など、理由がさまざまです。これらは、すべて行動を制御できない結果です。つまり、糖尿病は、「行動の制御ができない病気」であることが、真(本当)の姿であることがわかります。
1~8をみてきたように、糖尿病の仮(表)の姿は、「糖尿病は、炭水化物を過剰に摂取することで、体内環境が汚染されている状態」です。そして、糖尿病の本当(真)の姿は、「糖尿病は行動を制御できない病気」になります。
糖尿病を治療して、よくしていくためには、表の姿と本当の姿の両面からアプローチしていく必要があります。

よろしければ、「新板橋クリニックのお知らせブログ」の糖尿病もご参考になさって下さい。

糖尿病の治療とは?

糖尿病の治療は以下の2点になります。

  • 血糖値をできる限り正常化すること(血糖値をさげること)
  • 発生した合併症に対処すること

糖尿病は、なぜ治療をしなければならないのですか?

なぜ、治療をしなければいけないのか?
それは、なぜ血糖値をさげなければならないのか? という理由になります。
糖尿病を治療する(血糖値をさげる)理由は2つあります。

  • 急性症状の改善
  • 慢性症状の予防・改善

「急性症状」とは?

急性症状の治療

糖尿病で高血糖の状態が続くと、やせてくる、からだがだるくなる、尿が近くなるなどの、症状がでてきます。特に、血糖が高い(血糖値が400以上になると)状態が続き、身体の代謝が狂ってくると、頭がぼ~とする、思考能力が低下する、意識が遠くなる、気を失う、といった急性の症状がでてくることがあります。糖尿病性昏睡という状態です。

上記の急性症状を改善するための、唯一つの治療が、血糖値をさげることです。血糖値をさげ、身体の代謝を正常化させてやると、急性症状は改善・消失していきます。

「慢性症状」とは?

合併症

糖尿病の慢性症状は、俗に言う合併症です。
糖尿病の病態は、ひとことでいうと、炭水化物の過剰摂取による、血液の「汚染」状態です。自然界にたとえると、川や海の水の汚染です。血液の汚染が長期間続くことで、川や海に相当する、血管自体も汚染されて、病的変化をおこすことが糖尿病の本態です。
そのため、大血管から小血管、末梢血管まで、すべての血管が汚染によって、病的変化(動脈硬化、内腔の狭窄・閉塞、血液循環不全)を起こします。血管の病的変化が、細胞や臓器の病的変化を、2次的に引き起こします。

3大合併症

3大合併症とは、以下の3つの変化です。

  • 網膜症
  • 神経症
  • 腎症

網膜症

網膜症は、眼底の末梢血管の閉塞、網膜の血流不全、虚血・酸素不足が網膜・眼底部にひきおされる病態です。そのため、眼底部・網膜に新生血管が作られます。病態が進行すると、その新生血管が破綻して出血を引き起こします。出血が繰り返され、網膜症が進行すると、失明にいたります。

神経症

神経症は、神経を栄養する末梢血管の閉塞による神経の虚血・酸素不足で引き起こされます。また、血液汚染が原因で、神経組織の汚染・変成がおこります。

腎症

腎症は、腎臓組織への血中不全、虚血・酸素不足が原因です。また、血液の汚染が原因で、腎臓組織の汚染・変成がおこります。進行すると、慢性腎不全から透析にいたります。

その他の合併症

心臓を栄養する血管の閉塞、血流不全、心筋組織の虚血・酸素不足は、狭心症や心筋梗塞を引き起こします。 脳を栄養する血管の閉塞、血流不全、脳組織の虚血・酸素不足は、脳梗塞を引き越します。
全身のすべての血管、組織、臓器で同様のことがおこってくるのが、糖尿病の姿です。そして、組織や臓器は、だんだんと壊死をおこして、機能不全になっていきます。

慢性症状の予防・改善

糖尿病の治療、血糖値をさげるのは、慢性症状の予防が目的です。血液の汚染状態が長くつづけば、つづくほど、血管の汚染・変化がおこります。血糖値をさげて、正常に近い状態を長期間維持して、血液の汚染状態を改善することが、治療の理由です。
薬物療法で、血糖値をさげてやることで、慢性症状の予防・改善につながるであろうという仮説があります。いくつかの臨床試験で、薬物療法で血糖値をさげることで、慢性症状の予防・発生の遅延化が得られることが報告されています。そのため、血糖値をさげる目的で薬物療法が広く行われています。

具体的には、糖尿病の治療には、どんな治療があるのですか?

1.「急性症状」に対して

急性症状に対しては、輸液やインスリン治療などの治療介入が必要です。あるいは、薬物療法で、早急に高血糖状態(糖毒状態)を改善する必要があります。

2.「慢性症状」の予防に対して

治療の目的は、血糖値をさげること、より本質的には、血液と血管の汚染状態を改善することです。
血液と血管の汚染状態を改善する唯一つの方法は、食事療法です。相補的な方法は運動療法です。
薬物療法の目的は、血糖値をさげることです。薬物療法で血糖値をさげるだけでは、血液の汚染状態は改善しないので注意が必要です。

薬物療法にはどんな治療がありますか?

いろいろな作用機序の薬が開発・使用されています。
インスリン分泌低下型、インスリン抵抗性型、タイプをみながら、薬剤を投与していきます。

1. 腸管からの糖分の吸収を遅くする薬

小腸からの糖分の吸収を遅くすることで、血糖値が急激に上昇しないようにする薬です。

αーグルコシターゼ阻害薬:http://www.tounyou.tank.jp/28.html

2.膵臓からのインスリン分泌を促す薬

インクレチン関連薬(DPP-4):http://www.tounyou.tank.jp/24.html

スルフォニル尿素薬(SU薬):http://www.tounyou.tank.jp/26.html

インスリン促進薬(グリニド薬):http://www.tounyou.tank.jp/27.html

3.インスリン抵抗性改善薬

インスリンの働きをよくする薬です。

ビグアナイド薬:http://www.tounyou.tank.jp/29.html

チアゾリジン薬:http://www.tounyou.tank.jp/30.html

4.インスリン療法

膵臓から充分な量のインスリンを分泌できなくなり、血糖値が慢性的に高い状態が続くようになっときに、外からインスリンをおぎなってやることで、血糖値をさげます。

インスリン療法:http://www.tounyou.tank.jp/31.html

5.糖解毒薬

尿中への糖分の排出を増やし、尿細管での再吸収を抑制する薬です。

SGLT2阻害薬:

1日約200グラムの糖分を尿中から排出して、血液の汚染を解毒します。脂肪に換算すると、1日約90グラム程度の脂肪になります。1か月で約2.7kgの脂肪が減少して、2.7kgの体重が減少します。

薬物療法のなかで、糖解毒薬は、炭水化物の過剰によってひきおこされる「汚染された体内環境の状態」を改善して、血糖値を低下させる唯一つの薬剤です。他の薬剤は、「汚染された体内環境の状態」を改善する作用はなく、血液中のブドウ糖を、脂肪として脂肪組織に蓄積することで、血糖値を低下させます。

食事の改善

炭水化物の過剰摂取が原因で、「汚染された体内環境の状態」である糖尿病を改善できる、唯一つの方法が、食事の改善です。食事の改善ができれば、大部分の糖尿病の方(2型糖尿病)は、糖尿病と呼ばれる状態が、改善・消失します。
1日2000~2600キロカロリーの栄養摂取のうち、現在60%以上を占めている炭水化物を、半分以下の摂取(30%以下)にする食事の改善で、糖尿病を改善・消失させることが可能となります。
なぜなら、炭水化物を単純に砂糖で換算すると、2000キロカロリーのうち、60%(1200キロカロリー)を炭水化物で摂取するということは、角砂糖(1個4グラム)を1日に60個以上摂取していることになるからです。
元来、日本人は、炭水化物の摂取が多い(米食中心)こと、食事の西洋化にともない、白砂糖の摂取量が増えたこと(甘いものの摂取が増えたこと)から、炭水化物の摂取量が過剰となり、肥満が増え、糖尿病が激増しています。
1日3食のうち、主食(ごはん、白米)を摂取しないように心替け、おかず(蛋白質と脂質)を中心に食事をします。また、麺類(うどん・ラーメン・パスタなど)やパン類も摂取しないようにして、おかず中心にします。
白砂糖をふんだんに使ったスイーツ(ケーキやお菓子など)は、日常で、習慣的には摂取しないようにします(角砂糖を食べているのと同じです)。
スポーツドリンクにも、多量の砂糖がはいっています。極力のまないようにします。アルコール類も、炭水化物の含有量が多いので、量を減らすか、飲まないようにします。
炭水化物中心の食事をしている間は、炭水化物を過剰摂取した「汚染された体内環境の状態」は、改善しません。
1日の栄養摂取量2000~2600キロカロリーのうち、炭水化物から摂取する量を60%以上から30%程度に減らすこと(とくに白砂糖での摂取は5%以下にする:WHOの提言から)、蛋白質と脂質での摂取を、それぞれ30%以上にすることを心がけます。

食事の改善

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行動変容プログラム(リセットプログラム)要予約

ご挨拶

新板橋クリニック 院長清水公一 糖尿病は行動を制御できない病気」です。行動を制御できないのに、食事指導・運動指導などを受けてもうまくいきません。行動が制御できないのに、行動を制御することを強制・強要されるのは苦痛です。
また、教育入院などの特殊環境下で、むりやり行動を制御させても、日常環境にもどると、行動を制御できない状態に戻ってしまいます。そして、外来診療の場で、行動が制御できないことを指摘されたり、数値がよくならないことを指摘されるのは、憂鬱です。
このような糖尿病治療では、効果があがりませんし、生活にも楽しみがなくなります。治療を受けることが苦痛になるばかりです。
あるいは、薬で数値がさがればそれでいいという考えにもなってきます。
行動変容プログラムは、「行動を制御できない」のは、行動を制御できない理由・しくみがある(解明されています)ことに着目します。そして、行動が制御できない 「しくみ」を学んでいきます。
「しくみ」を学んで、「しくみ」を制御する練習をしていくことで、自然と行動が変容していきます。
最新の知見をとりいれた行動変容プログラムで、今までの効果のあがらない教育プログラムの欠点を克服していきます。

センター長 清水 公一

概略

糖尿病治療のための練習プログラムに取り組みます。院長 清水公一が担当します。

さまざまなことを学びながら、糖尿病を治していく「行動変容プログラム(リセットプログラム)」に取り組んでいきます。

行動変容プログラム(リセットプログラム)の目標

「糖尿病は行動を制御できない病気」であることを知る(Know)
行動を制御できない理由・しくみを知る(Know)
しくみを制御する練習方法を知る(Know)
しくみを制御する練習(リセットプログラム)を日常で習慣化・実践する(Do)
しくみを制御することが可能なことを実感する(Feel)
しくみを制御する経験をつむ(Feel)

しくみを制御しながら

健康な食事(炭水化物の摂取を制限)をする
健康な生活習慣をおくる

糖尿病が治ること(消えること)
薬をのんだりインスリンを打たないでもよくなること

を達成していきます。

行動変容プログラム(リセットプログラム)を取り入れることで、糖尿病で通院して、服薬やインスリン注射を継続することから解放されます。そして、通院が終了して、病気から卒業することが可能となりました。

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糖尿病について知ろう!Q&A

糖尿病の発生のしくみと治癒

糖尿病とはどんな病気ですか?
糖尿病とは、主として「炭水化物の過剰摂取」によって、体内環境が汚染された「状態」です。
人間の身体は、インプット(身体の中にはいってくる)、循環、アウトプット(身体の外にでていく)で、恒常性を維持しています。
そのバランスが崩れると病が現れてきます。
糖尿病はインプットが過剰な状態です。特に、炭水化物のインプットが過剰な状態です。
そして、体内環境が汚染された状態です。
糖尿病を、何かにたとえるとしたら?
川や海で考えてみましょう。川や海に、生活排水がどんどん流れこむと、水はどんど ん汚れていきます。自然浄化力をこえた生活排水がながれこむと、水質汚濁が発生し、川や海は汚れていきます。
川や海を体内環境(血液や血管の環境)に置き換えてみます。
糖尿病は、炭水化物の過剰摂取によって、水質汚濁の状態、体内環境が汚染された状態であることがわかります。
生活排水(炭水化物など)を減らして、自然浄化力(解毒)を利用して、体内環境を改善することで、糖尿病は治っていきます。
また、人間の身体を電車にたとえると、糖尿病は常に満員電車の状態です。お客さん(炭水化物など)がいっぱいな状態です。お客さんがおりて、電車が空になった状態を創ってあげると糖尿病は治っていきます。
それでは、どうやれば体内環境を改善できるのでしょうか?
どうすれば電車を空の状態にできるのでしょうか?
1つめのキーワードは、「空腹」=「解毒」です。
電車のお客さんがおりるためには、とびらが開く必要があります。とびらがひらいたときに、私たちは、「空腹」を感じます。
空腹を感じたときに、食事をすると、あるいは間食をすると、どうなるでしょうか?
お客さんはおりることができません。逆に、食べることでさらにお客さんが電車に乗ってきます。さらに、満員電車になっていきます。
そうなんです。空腹を感じたら、解毒がはじまるサインなのです。お客さんがおりはじめるサインなのです。
どれぐらい空腹の時間を創ってあげたらいいのでしょうか?
また、時間帯は?
最低12時間は空腹時間を創ってあげる必要があります。
1日は24時間ですから、最低半日は空腹を感じる時間が必要ということです。
そして、解毒はどの時間が望ましいのでしょうか?昼?夜?答えは夜です。
夜間に12時間以上、空腹時間を創ってあげると、体内環境は改善します。糖尿病は治っていきます。
理想的な食事習慣とは?
朝と昼の2食、夜は食事をしないこと。
午後2時以降は、食事をしないこと。
間食をしないこと。
水分・お茶のみにすること(砂糖類を摂取しないこと)。
理想的な食事習慣を実施すると、20歳の体重に戻っていきます。
理想的な食事内容とは?
2つめのキーワードは、「炭水化物の摂取量を減らすこと」です。
炭水化物の過剰摂取が原因で、「汚染された体内環境の状態」である糖尿病を改善できる、唯一つの方法が、食事の改善です。食事の改善ができれば、大部分の糖尿病の方(2型糖尿病)は、糖尿病と呼ばれる状態が、改善・消失します。
1日の栄養摂取量2000~2600キロカロリーのうち、炭水化物から摂取する量を60%以上から30%程度に減らすこと(とくに白砂糖での摂取は5%以下にする:WHOの提言から)、蛋白質と脂質での摂取を、それぞれ30%以上にすることで、汚染された体内環境は改善して、糖尿病は消えていきます。
なぜなら、炭水化物を単純に砂糖で換算すると、2000キロカロリーのうち、60%(1200キロカロリー)を炭水化物で摂取するということは、角砂糖(1個4グラム)を1日に60個以上摂取していることになるからです。
元来、日本人は、炭水化物の摂取が多い(米食中心)こと、食事の西洋化にともない、白砂糖の摂取量が増えたこと(甘いものの摂取が増えたこと)から、炭水化物の摂取量が過剰となり、肥満が増え、糖尿病が激増しています。
1日3食のうち、主食(ごはん、白米)を摂取しないように心替け、おかず(蛋白質と脂質)を中心に食事をします。また、麺類(うどん・ラーメン・パスタなど)やパン類も摂取しないようにして、おかず中心にします。
白砂糖をふんだんに使ったスイーツ(ケーキやお菓子など)は、日常で、習慣的には摂取しないようにします(角砂糖を食べているのと同じです)。
スポーツドリンクにも、多量の砂糖がはいっています。極力のまないようにします。アルコール類も、炭水化物の含有量が多いので、量を減らすか、飲まないようにします。
炭水化物中心の食事をしている間は、炭水化物を過剰摂取した「汚染された体内環境の状態」は、改善しません。
1日の栄養摂取量2000~2600キロカロリーのうち、炭水化物から摂取する量を60%以上から30%程度に減らすこと(とくに白砂糖での摂取は5%以下にする:WHOの提言から)、蛋白質と脂質での摂取を、それぞれ30%以上にすることを心がけます。
効果的な解毒方法はありますか?
解毒を実行しながら、リセット体操をすることが効果的です。
満員電車の状態で、運動をしても、循環がおこりません。運動をしても、ちってもやせない、糖尿病がよくならない・・という方は、解毒をしないで、運動をしても、循環がおこらないし、解毒もできないので、効果があがらないのです。
解毒をしながら、鍛える運動ではなく、身体の緊張をゆるめてあげるリセット体操をすることで、基礎代謝が増加して、循環がリセットされます。
1日10000歩程度の散歩でもかまいません。できるだけ、バスや電車をつかわないで、ゆっくり歩くことです。日常生活の中で、リセット体操をすることが効果的です
どうしてもおなかがすいて、食べてしまいます。空腹が、がまんできません。
理想的な食事習慣をすぐ実行出来る方は、100人中10人以下です。実行できる方は、糖尿病は治ります。
けれども、空腹ががまんできない方は、体内環境が改善しないので、糖尿病も治りません。空腹をがまんできない理由があるからです。それは、タバコをやめられない、お酒をやめられない、のと同じしくみ、理由からです。
がまんできない理由・やめられないしくみとは、どういうことなのですか?
糖尿病は、ストレスの病です。感情と緊張があふれた病です。
ストレスとは、緊張や感情です。人間をコップだとイメージします。コップの中に、常に感情や緊張がたまっています。そして、増えたり減ったりしています。
コップの中の感情や緊張があふれると、身体や心に症状が現れるように、人間はプログラムされています。だから、感情や緊張があふれると、人によっては、行動を押さえられなくなります。衝動的に行動します。甘いものを食べる、間食をする、過食をする、タバコを吸いたくなる、お酒をのみたくなる、買い物をしたくなる。
コップの中の感情や緊張があふれた状態、コントロールできない状態が、糖尿病を創り出します。コップの中が感情や緊張であふれた状態で、いくら食事をがまんしようとしてもがまんできません。必ず食べてしまいます。
どうすれば感情や緊張をコントロールできますか?
コップの中の感情や緊張を、空にする(リセットするといいます)練習をすると、自分で自分の感情や緊張の状態がわかるようになります。そして、自分で自分のコップの中の感情や緊張をリセットできるようになります。
リセットできるようになると、食事習慣も変化してきます。空腹が気にならなくなります。朝と昼の2食も、自然にできるようになってきます。
常にいらいらして感情がおさえられず、ついたべてしまうのです。
また、夜中に無性におなかがすいて、発作的に食べてしまうこともあります。
でも、自分ではどうにもできないのです。どうしたらいいですか?
糖尿病は、観点の病です。心の病です。そして、認識疾患です。
基準点観点といいます)と認識のリセットが必要です。
(注:いわゆる1型糖尿病や一部の2型糖尿病を除いた、大部分の2型糖尿病は、認識疾患と定義できます)
コップの中の感情や緊張をリセットする練習をしても、感情や緊張は次ぎから次ぎへと生まれてきます。職場や家庭の環境で、感情や緊張がどんどんあふれてきます。
すると感情や緊張のリセットがおいつかなくなります。おいつかないとコップからあふれてしまいます。
感情や緊張のリセットがおいつかなくなった場合、どうしたらよいのでしょう?
感情はどこからくるのでしょうか?
感情がうまれる理由があるからです。それは、基準点(観点)があるからです。
ひとりひとりが、基準点(観点)をもっています。そして、自分の観点と、相手やできごと、あるいは自分自身を比較します。
比較して、必ず○、×します。○や×をすることを認識といいます。
○は快ということですから、快に応じた感情がわきます。
×は不快ということですから不快に応じた感情がわきます。
けれども、観点はひとりひとり違うので、自分がいらいらすることでも、他人はいらいらしないかもしれません。自分が不安になることでも、相手は不安にならないかもしれません。
つまり、観点と認識をリセットすれば、感情は消えてしまいます。
観点と基準点をリセットすると、どうなりますか?
観点と基準点をリセットする練習をすると、客観的に他人やできごとや、自分自身を観察できるようになります。
観点と認識のリセット、感情と緊張のリセット、体内環境のリセットをすると、糖尿病は治ります。糖尿病は消えていきます。

(注:1型糖尿病や一部の2型糖尿病は除きます。また、大部分の2型糖尿病でも、遺伝子に傷がついて、膵臓のインスリンを出す細胞が大量に死んでしまった状態になると、インスリンを出す細胞がありませんから、糖尿病は治らなくなります。インスリンを出す細胞が、まだ生きているうちに、リセットにとりくむと、糖尿病は治すことができます。)

詳細は、行動変容プログラムを受診ください。
また、リセット医療センターのページをご覧ください。

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2型糖尿病の卒業を目指す患者の会「むすびの会」

現在準備中です。少々お待ち下さい。