院長挨拶
幸せになる医療のお届けを目指して
2006年4月1日に新板橋クリニックを開院し、10数年が経過しました。
社会や医療を取り巻く環境も大きく変わっていきます。
今までの診療を含めた医療、医療界の動向、
そして患者様とのやりとりを振り返りながら、
新しい医療のあり方・方向性を日々考えています。
僕たちは医療を通して患者さまの笑顔に貢献したい、
そんな想いでみなさんをお迎えしています。
内視鏡検査や採血など、
科学的にきちんと身体の声を聴いて、
必要な治療を、できるかぎり自然で安心で効果的な方法で、
患者様と一緒に考えて進めていきます。
これからも患者様やご家族の方が笑顔で過ごせるように常に向き合い、信頼し合いながら前に進んでいけるように、患者様との対話を大切にしながら診療を行っていく所存です。
病気と闘うのではなく、
病気を卒業し、幸せになる医療をお届けし続ける、
それをミッションとして、
スタッフ一同これからも歩んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
医療理念
当クリニックについて
治療方針
当クリニックの治療方針は次の通りです。
- 健康管理、健康維持、健康診断、疾病の早期発見など、身近なかかりつけ医(ホームドクター)として役立てるよう努力します。
- 消化器病、生活習慣病(高血圧、高脂血症、不整脈、糖尿病など)など、生活に密着した疾病を専門的に診療できるよう努力します。また、専門的な病院との連携を図り、適切な紹介がスムーズにできるように努力します。
- 健康相談や漢方専門外来など健康維持に必要な診療を行えるよう努力します。
- がんの早期発見を専門的に行うクリニックとなるよう努力します。
- がん治療専門施設との連携・紹介を密接にいたします。
努力指針
来院される方に安心や満足をもたらすように、次のことを努力します。
- 快適な医療環境を提供するよう努力します。
- 常に人を思いやることを忘れないよう努力します。
- 健康的な生活を維持するための質の高い医療や情報を提供するよう努力します。
- 十分な説明のもとに医療を提供するよう努力します。
- 笑顔と挨拶・親身丁寧な対応を努力します。
- 職員同士が和を大切に、不愉快なく来院できるクリニックになるよう努力します。
医師の診察態度・職員憲法
「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を伝えるために使おう
「耳」は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう
「目」は、人の良いところを見るために使おう
「手足」は、人を助けるために使おう
「心」は、人の痛みが分かるために使おう
私たちを助けてくれる・支えてくれる人たちがしてくれることを、今度は私たちがしよう
「当たり前」と思っていることを「ありがとう」と思い、相手に伝えよう・行動しよう
- あなたの顔を見ながら話を伺います。
- あなたの体を診察しないで、診療を終えません。
- 分かりやすくキチンと説明をします。
- あなたの問題点や診療内容・治療方針・検査結果などを、分かりやすく紙に書いて説明します。
- あなたの体のことや心配事、病気のことに他人事でなく対応します。
- 患者様に対し、常に奉仕の心で診療にあたります。
- あいまいで、確信のない処置は必ず再確認し、納得して行います。
- どんな小さなミスも必ず報告します。
- 医師、看護師、パラメディカルが良好なコミュニケーションのもとにチーム医療を行います。
- 患者様・ご家族と十分な対話・説明の時間を取ります。
- 患者様・ご家族に分かりやすい説明ができるように心がけます。
- 常に最良の体調で診療にあたるべく節制をしています。
- 人に不快を与えることの無いように身だしなみや言葉遣いに気をつけています。
- 勤務中、勤務室での雑談は慎んでいます。
- 常に新しい医療情報の入手を心がけています。
- カルテ、書類などの整理は翌日に回しません。
- 来院された方に快適にお過ごしいただく環境整備を常に心がけています。
医療連携
当クリニックは、都内有数の病院や専門医とネットワークがあり、それらへ紹介ならびに医療連携を行うことができます。単に紹介するのでなく、密接な連携を行えることが特徴です。
紬愛会の想い
医療機関で働く私たちにはたくさんの出会いがあります。
患者様との出会い、関連業者様との出会い、一緒に働く仲間との出会い、地域の方たちとの出会いなどです。
こうした人と人とのつながり、「絆」を、私たちは何よりも大切にしています。医療とは、「苦しみ、不安、不信、生きる意味の喪失を軽くするケア」をいいます。そこには、当然、検査や色々な治療、投薬などがあります。施設や制度やしくみなどの拡充も含まれます。
しかしながら、どんなに医療技術が進みどんなに制度やしくみが進み、どんなに医療施設などが立派になっても越えられない壁があると思うのです。
情報のやりとりだけでは超えられないものがあると思うのです。それは医療はつまるところ、人と人とのつながり「絆」と「信頼」があって成り立つということです。医療を提供する側と医療を受ける側という関係があるとしても、そこには、上下関係はなく、お互いを尊重しあう横(対等)の関係が基盤となるはずです。
介入と依存ではなく、自立した関係・思いや感情のやりとりをする関係があると思うのです。
これは医療にとどまらず、家庭や地域・コミュニティ・社会にも当てはまると思います。
人と人とのつながり「絆」から信頼が生まれます。信頼から安心が生まれます。
信頼と安心から自己受容・お互いを尊重しあう思いやりと愛が生まれます。それが私たちの考える「紬愛」です。
関わるすべての人たちとの「絆」と「愛」を、大切に紬いでいきたいという思いから【紬愛会】が誕生しました。